2020-03-01

パリ旅行記|ヨーロッパ旅の始まりに歩いた街

パリ旅行記|ヨーロッパ旅の始まりに歩いた街

> 2020年3月、ヨーロッパ旅の最初の街はパリだった。 >

> エッフェル塔やヴェルサイユ宮殿はもちろん綺麗だったけど、それ以上に覚えているのは、入国に時間がかかったこと、Wi-FiなしでSIMを買いに行ったこと、サクレクール周辺でかなり怖かったこと。 >

> 旅の始まりとしては、正直かなり気を張った3日間だった。 >

パリは、ずっと名前だけは知っていた街だった。

エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、サクレクール、ヴェルサイユ宮殿。行く前から「パリっぽい」と思う場所はいくつもあった。

でも実際に旅の最初に立ってみると、きれいな観光地というより、まずは「海外に来たな」と一気に緊張する街だった。

入国に2時間かかり、Wi-Fiなしで市内へ移動し、SIM購入でもつまずく。観光地では声をかけられたり、手を掴まれて焦ったりもした。

この記事では、2020年3月のパリ滞在を、旅の始まりの緊張感も含めて振り返る。

記事の流れ

朝のエッフェル塔を見に行った時の写真
旅の始まりのエッフェル塔

パリ到着とSIM購入

1日目|成田からパリへ、入国と通信確保でいきなり疲れた日

成田からパリまではエールフランスで向かった。

出発前には、成田空港第二出張所の千葉興業銀行で外貨両替をした。この時のレートは、**124.33円=1ユーロ**。10ユーロ札と20ユーロ札に交換した。

今思うと、この両替をしたあたりから「本当にヨーロッパへ行くんだ」という実感が出てきた気がする。

機内食では、魚のカツ丼のようなものが出た。正直あまり美味しくはなかった。

でも、それも含めて長距離フライトっぽい。寝たような、寝ていないような状態でパリに着いた。

パリに着いたのは15時半くらいだった。

ただ、そこから入国するまでに2時間ほどかかった。

ヨーロッパに着いたばかりで、土地勘もない。しかも、この後はWi-Fiなしで移動しなければいけなかった。

旅の初日から、かなり不安だった。

まず向かったのはホテルではなく、SIMを買うための店。

マドレーヌ駅にあるFreeという通信会社の店へ向かった。

空港からマドレーヌ駅まで移動したが、鉄道が30分ほど遅延した。それでもなんとか店に到着。

ここで買ったSIMは、Free SIMが19.99ユーロ。追加で10ユーロもかかった。

ナノSIMとマイクロSIMを間違えてしまい、余計に10ユーロ多く取られることになった。

設定の仕方も分からず、かなり困った。

ただ、Freeの店員さんがとても優しく、設定までしてくれた。

旅の最初からトラブル続きだったけど、ここで助けてもらえたのは本当にありがたかった。

ホテルに着いた頃には、もうだいぶ疲れていた。

チェックインのスタッフは、分かりやすい英語で説明してくれた。ホテルには日本人の女性親子も泊まっていて、海外のホステルで日本人を見るとは思っていなかったので少し驚いた。

自分の部屋には、10歳くらい年上に見える女性が1人と、フランス人ではなさそうな男性が3人いた。

まだ22時にもなっていないのに、みんな静かに寝ていた。

相部屋なので、荷物を動かすのにも気を使う。

旅の初日から、海外に来た緊張感と、ドミトリー特有の気まずさを感じた。

### 1日目にかかった費用

内容金額
空港からマドレーヌ駅10.30ユーロ
マドレーヌからDugommier1.90ユーロ
Free SIM19.99ユーロ+10ユーロ
スーパーの飲み物約3.70ユーロ

この日は移動とSIM購入だけでもかなり疲れた。

朝のエッフェル塔と街歩き

2日目|時差ボケで朝5時に起きて、早朝のエッフェル塔へ

2日目は、時差ボケで朝5時に起きた。

日の出が7時半だと調べて、7時10分にエッフェル塔へ着くように出発した。結果的に、ちょうどいいタイミングで到着できた。

朝のエッフェル塔は、とても綺麗だった。

観光客もまだ多すぎず、「パリに来た」という実感が一番強かったのはこの時間だったかもしれない。

ただ、エッフェル塔で写真を撮っていたら、フランス人の男性2人に絡まれた。

大きなトラブルにはならなかったが、旅の序盤だったこともありかなり警戒した。

写真を撮っている時も、どこかずっと気を張っていた。

エッフェル塔を見た後は、シャンゼリゼ通りを歩いて帰った。

パリらしい街並みを見ながら歩く時間は楽しかった。でも同時に、まだこの街に慣れていなくて、ずっと周りを気にしていた気がする。

一度ホテルに戻ると、ホテルの前の通りがマーケットに変わっていた。

そこで南京錠を1ユーロで買うことができた。

マドレーヌとクロワッサンも食べた。クロワッサンは美味しかった。

リヨネーズという、じゃがいもと玉ねぎの炒め物も食べたが、こちらはまあまあだった。

### ヴェリブに挑戦したけど、保証金が怖かった

セーヌ川を渡っている時、レンタルサイクルのヴェリブを見つけた。

せっかくなので使ってみようと思い、登録してみた。

ただ、保証金として一度300ユーロが引かれるような表示があり、かなり怖かった。

後で返金されるらしいとは分かっていても、海外でいきなり大きな金額が引かれるのは不安になる。

それでも、パリで自転車を使うという体験自体は面白かった。

便利ではあるけど、初見で使うには少し緊張するサービスだった。

サクレクールで感じた綺麗さと怖さ

2日目午後|景色は最高。でも、周辺ではかなり焦った

パリで一番よかった場所は、サクレクール寺院だった。

サクレクールから見る景色は本当に綺麗だった。

パリの街を上から見渡せて、ここに来てよかったと思った。

観光地として有名な理由は分かる。建物も景色も、写真で見るよりずっと印象に残った。

ただ、サクレクール周辺ではかなり怖い出来事もあった。

男性に手を掴まれて、本当に焦った。

後で友達に聞くと、サクレクールのある18区周辺はあまり治安がよくない場所として知られているらしい。

もちろん、自分が見た範囲だけで街全体を決めつけるつもりはない。

ただ、この時の自分にとっては、景色の綺麗さと同じくらい、怖かった記憶も強く残っている。

「綺麗だった」で終わらないのが、パリの初日〜2日目らしいところだった。

### パリ2日目にかかった費用

内容金額
10回券16.90ユーロ
南京錠1ユーロ
ヴェリブ5ユーロ+1ユーロ+保証金300ユーロ
マドレーヌとクロワッサン1.85ユーロ
リヨネーズ2.30ユーロ
pomme de pain steinkerque7.95ユーロ
モンスター1.65ユーロ
スタバ4.95ユーロ

この日はかなり動き回ったので、旅の疲れが一気に出始めた。

ヴェルサイユ宮殿と予定変更

3日目|イタリア行きをやめて、ヴェルサイユ宮殿へ

3日目、イタリアがコロナで危険だと感じ、急遽イタリアに行くのをやめた。

本来の予定が変わるのは残念だった。

でも、この時点では無理に行くべきではないと判断した。

今振り返ると、この判断は間違っていなかったと思う。

この日はヴェルサイユ宮殿へ向かった。

ヴェルサイユまでの行き道は少し難しかった。

ただ、パリ市内から外へ出ると、景色が少し変わる。それを見るのは楽しかった。

ヴェルサイユ宮殿には日本人が多かった。

宮殿の中は豪華で、さすが有名観光地という感じだった。

ただ、この日は雨が降ってきたことと、ルーブル美術館が閉まっていたこともあり、早めに帰ることにした。

前日までの疲れが溜まっていたのか、ホテルに戻ると18時頃には寝てしまった。

旅の序盤なのに、すでにかなり疲れていた。

### パリ3日目にかかった費用

内容金額
交通費3.65ユーロ×2
モンスター1.59ユーロ
チーズ・チョコ3.65ユーロ
バーガー4.50ユーロ
ヴェルサイユ宮殿18ユーロ

リンツのチョコが1.65ユーロでかなり安かった。チーズもそこそこ美味しかった。

パリで感じたこと

パリは、観光地としてはやはりすごい街だった。

エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、サクレクール、ヴェルサイユ宮殿。名前を聞いたことのある場所を実際に見られたのはよかった。

ただ、旅の始まりとしては少し難易度が高かった。

入国に時間がかかり、Wi-FiなしでSIMを買いに行き、電車は遅れ、SIMの設定で困り、観光地では絡まれたり手を掴まれたりした。

楽しいだけではなく、かなり気を張る街だった。

それでも、Freeの店員さんが助けてくれたり、ホテルのスタッフが分かりやすい英語で説明してくれたり、助けられた場面も多かった。

パリは「綺麗だった」というより、**緊張しながら必死に旅を始めた街**という印象が強い。

パリ旅行で学んだこと

この3日間で学んだことは多い。

  • 海外でSIMを買うなら、事前にSIMサイズを確認しておく
  • Wi-Fiなし移動はかなり不安なので、空港で最低限の通信手段を確保した方がいい
  • パリの観光地では、声をかけてくる人に注意する
  • サクレクール周辺では特に警戒した方がいいと感じた
  • 疲れたら無理せず早めに帰る
  • 予定変更は悪いことではなく、安全を優先するべき

パリでは不安なことも多かったが、この経験があったから、その後のリスボンで人の優しさをより強く感じたのかもしれない。

次の記事へ

次は、パリからリスボンへ移動する。

リスボンに着いた瞬間、空気が変わった。

パリでは緊張する場面が多かったが、リスボンでは人が優しく、景色も綺麗で、食べ物も美味しかった。

この旅で一番「この国いいな」と感じたポルトガル編に入っていく。

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この旅ログシリーズの記事一覧

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  1. #01パリからポルトガル・スペインへ|2020年春のヨーロッパ旅ログまとめ
  2. #02パリ旅行記|ヨーロッパ旅の始まりに歩いた街
  3. #03リスボン旅行記|坂道と路面電車の街を歩いた日
  4. #04シントラ・ロカ岬日帰り旅行記|リスボンから行った端っこの景色
  5. #05コインブラ旅行記|大学の街で過ごしたポルトガルの一日
  6. #06ポルト旅行記|川沿いと坂道が印象に残った街
  7. #07セゴビア旅行記|水道橋と城を見に行ったスペインの街
  8. #08マドリード旅行記|コロナで閉まり始めたスペインの街
  9. #09バルセロナ旅行記|サグラダ・ファミリアは見られたけど、中には入れなかった
  10. #10オビドス日帰り旅行記|城壁の街を歩いたポルトガル旅
  11. #11リスボン帰国記|コロナ初期に日本へ帰った日
  12. #12ポルトガル食べ物ログ|旅中に食べたものまとめ
  13. #13スペインで食べたものまとめ|コロナでレストランが閉まり、スーパー中心になった旅の食事記録
  14. #142020年3月ヨーロッパ周遊の旅費まとめ|パリ・ポルトガル・スペインで使ったお金
  15. #01リスボン帰国記と旅費まとめ|コロナ初期に日本へ帰った日と、総額244,095円の記録
  16. #01マドリード・バルセロナ旅行記|サグラダ・ファミリアと、コロナで閉まり始めたスペインの街

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