2020年3月、リスボンからコインブラへ移動した。
リスボンでは人の優しさや食事の美味しさに感動し、シントラとロカ岬ではユーラシア大陸最西端まで行くことができた。
かなり動き回った後だったので、コインブラでは少し落ち着いて過ごすことになった。
コインブラは、リスボンやポルトのような派手さはないけれど、大学の街らしい雰囲気があり、ゆっくり歩くにはちょうどいい場所だった。
今回の写真ログ

リスボンからコインブラへ
この日は、午前中にルートを作成してからチェックアウトした。
ただ、ここで少し問題が起きた。
ホテルの日程を変更したはずなのに、変更されていなかったらしく、少し揉めた。
最終的にはきちんと変更してもらい、チェックアウトすることができたが、海外で宿泊日程の話が食い違うとかなり焦る。
その後、サンタ・アポローニャ駅からコインブラへ向かう鉄道のチケットを買った。
サンタ・アポローニャ駅で電車を待っていたが、出発3分前になっても電車が来ない。
さすがにおかしいと思って人に聞いたところ、待っている場所が違っていた。
指定席のチケットだったので、乗り遅れたらかなり困る。
急いで正しい場所へ移動し、ギリギリで電車に乗ることができた。
この旅では何度もこういう焦る場面があったが、そのたびになんとか間に合っている。
今振り返ると、かなり危なかった。
### コインブラ到着日にかかった費用
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| サンタ・アポローニャ駅まで | 1.50ユーロ |
| 朝ごはん | 6.50ユーロ |
| お酒・夜ご飯・お菓子 | 9.38ユーロ |
朝ごはんでは、子豚のパテとハンバーガーのようなものを食べた。
スーパーでは、生ハム味のポテトチップスがあって驚いた。そして、これが美味しかった。
旅先のスーパーは、その国ならではの商品が見られるので楽しい。
大学の街を歩く
コインブラに着くと、リスボンとはまた違う雰囲気だった。
大きな観光都市というより、大学の街という印象。
落ち着いていて、旅の途中で少し休むにはちょうどよかった。
この頃には、歩き回った疲れが足にかなり出ていた。
パリ、リスボン、シントラ、ロカ岬と動き続けていたので、コインブラではあまり無理をしないことにした。
コインブラでは、ちょうどデモが行われていた。
日記には「おそらく女性差別」と書いている。
詳しい内容までは分からなかったが、街の中でそうした動きに出会うと、その国で今起きていることを少しだけ感じる。
観光地だけを見る旅とは違って、街の生活や社会の空気に触れたような気がした。
コインブラ2日目は、コインブラ大学を見に行った。
有料エリアもあるが、この日は無料で行動できる範囲を歩いた。
これまでの疲労が足にきていたので、あまりたくさん動き回る気にはなれなかった。
それでも、大学の街らしい雰囲気を感じられたのはよかった。
コインブラは、リスボンのような明るさや、ポルトのような景色のインパクトとは違う。
落ち着いていて、少し静かに過ごせる街だった。
バカリャウと金平糖
ホテル近くに、美味しいコインブラの郷土料理が食べられるお店があると聞いた。
せっかくなので、そこへ食べに行った。
1人でレストランに入るのは、少し恥ずかしかった。
旅をしていると、1人で行動するのには慣れてくる。でも、ちゃんとした店で1人で食事をする時は、少し緊張する。
それでも、せっかくコインブラに来たので、地元の料理を食べたいと思った。
ここで、やっと有名なバカリャウを食べることができた。
バカリャウは、ポルトガルでよく食べられている干しダラ・塩漬けのタラ料理。
実際に食べてみると、塩漬けなのでかなり塩分が濃かった。
美味しいかどうかで言うと、少し好みが分かれる味かもしれない。
ただ、ポルトガルに来たら一度は食べたいと思っていたので、食べられてよかった。
旅先で有名な料理を食べると、その国に来た実感が強くなる。
部屋に戻ってゆっくりしようとした時、金平糖がコインブラから来たものだと知った。
日本で昔からあるお菓子のイメージだったので、ポルトガルとの関係があると知って驚いた。
せっかくコインブラにいるなら、現地で金平糖を食べてみたい。
そう思い、コインブラで金平糖を売っているお店へ行くことにした。
実際に購入してみると、価格は16ユーロ。
思ったより高かった。
食べてみると、正直、日本の金平糖の方がおいしいと感じた。
ただ、味だけではなく、「ポルトガルで金平糖を食べる」という経験自体が面白かった。
日本にあるもののルーツを、旅先で知って、現地で食べてみる。
こういう発見があると、旅の記憶に残る。
### コインブラ2日目にかかった費用
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 昼飯 | 13.70ユーロ |
| お酒・お菓子 | 10ユーロ |
| 金平糖 | 16ユーロ |
この日は大きく動き回ったわけではないが、食事や金平糖でそれなりにお金を使った。
金平糖は高かったが、旅の思い出としては買ってよかったと思う。
まとめ
コインブラは、派手な観光をする街というより、ゆっくり歩いて雰囲気を味わう街だった。
旅の途中で足の疲れが出ていたこともあり、自分にとっては少し休憩のような滞在になった。
リスボンでは人の優しさと食事、シントラとロカ岬では景色、コインブラでは大学の街の落ち着きと、食文化の発見が印象に残っている。
特に、バカリャウと金平糖は、ポルトガルらしさを感じた体験だった。
味の好みは別として、どちらも「ポルトガルに来たからこそできた経験」だったと思う。
ヨーロッパ周遊では、どうしても有名都市や大きな観光地を詰め込みたくなる。
でも、ずっと動き続けると疲れる。
コインブラは、その意味で旅の中休みにちょうどよかった。
街が大きすぎず、歩ける範囲で見て回れて、大学や食文化の見どころもある。
派手な写真がたくさん撮れる場所ではないかもしれないが、旅の流れの中では良いアクセントになった。
次の記事へ
次は、コインブラからポルトへ向かう。
ポルトでは、宿の人が出してくれたポートワイン、レロ書店、ドウロ川の景色、そして旅で一番美味しかったタコ料理が待っていた。
ポルトガル編の中でも、かなり印象に残っている街になる。



