2020年3月に、フランス・ポルトガル・スペインを周遊した。
この旅では、パリ、リスボン、シントラ、ロカ岬、コインブラ、ポルト、マドリード、セゴビア、バルセロナを回った。
旅の途中でコロナの影響が強くなり、イタリア行きをやめたり、レストランが閉まり始めたり、予定通りにいかないことも多かった。
この記事では、当時の日記と費用メモをもとに、2020年3月のヨーロッパ周遊で実際に使ったお金をまとめる。
※この記事の金額は、2020年3月当時の個人旅行の記録です。現在の物価・為替・交通費・入場料とは異なる可能性があります。
旅費の総額
今回のヨーロッパ周遊で使った総額メモは、**244,095円**。
内訳は以下のように残している。
| 支払い方法 | 金額 |
|---|---|
| クレジットカード | 67,675円 |
| デビットカード | 81,402円 |
| 現金 | 50,000円 |
| 父さん飛行機代 | 45,018円 |
| 合計 | 244,095円 |
当時のメモでは、外貨両替は**124.33円=1ユーロ**で行っていた。
この金額には、航空券、宿泊、食費、現地交通費、観光費、お土産、SIMなどが含まれている。
旅行ルート
この旅の主なルートは以下。
1. 日本 → パリ 2. パリ滞在 3. パリ → リスボン 4. リスボン滞在 5. シントラ・ロカ岬へ日帰り 6. リスボン → コインブラ 7. コインブラ → ポルト 8. ポルト → マドリード → セゴビア 9. セゴビア → マドリード 10. マドリード → バルセロナ 11. マドリード → リスボン 12. リスボン → 日本
もともとはイタリアにも行く予定だったが、当時イタリアでコロナの感染が広がっていたため、急遽行くのをやめた。
その結果、ポルトガルの滞在が長くなった。
支払い方法の内訳
支払いは、クレジットカード、デビットカード、現金を使い分けていた。
クレジットカード:67,675円
クレジットカードでは、主に現地での決済やオンライン予約などに使っていたと思われる。
ヨーロッパ旅行ではカードが使える場所が多いので、クレジットカードは必須だった。
ただ、すべての店で使えるわけではないため、現金も必要だった。
デビットカード:81,402円
デビットカードもかなり使っている。
旅のメモでは、デビットカードでの支払いがクレジットカードより多かった。
海外では、使った金額がすぐ口座から引かれるデビットカードの方が、支出管理しやすい面もある。
現金:50,000円
現金は5万円分用意していた。
成田空港で外貨両替をし、10ユーロ札と20ユーロ札に交換した。
当時の両替レートは**124.33円=1ユーロ**。
現金は、交通券、少額の食事、マーケット、トイレ、観光施設などで使う場面があった。
父さん飛行機代:45,018円
メモには「父さん飛行機代 45,018円」と残っている。
詳細な扱いは別途確認が必要だが、旅費総額のメモにはこの金額も含めている。
パリで使ったお金
パリでは、到着直後からSIM購入、交通費、観光費などがかかった。
パリ到着日
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 空港からマドレーヌ駅 | 10.30ユーロ |
| マドレーヌからDugommier | 1.90ユーロ |
| Free SIM | 19.99ユーロ+10ユーロ |
| スーパーの飲み物 | 約3.70ユーロ |
Free SIMでは、ナノSIMとマイクロSIMを間違えてしまい、10ユーロ多く取られた。
これは今回の旅で分かりやすい失敗出費のひとつ。
パリ2日目
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 10回券 | 16.90ユーロ |
| 南京錠 | 1ユーロ |
| ヴェリブ | 5ユーロ+1ユーロ+保証金300ユーロ |
| マドレーヌとクロワッサン | 1.85ユーロ |
| リヨネーズ | 2.30ユーロ |
| pomme de pain steinkerque | 7.95ユーロ |
| モンスター | 1.65ユーロ |
| スタバ | 4.95ユーロ |
ヴェリブでは、保証金として300ユーロが一度引かれるような表示があり、かなり不安になった。
後で返金されるものだとしても、海外で大きな金額が動くと怖い。
パリ3日目
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 交通費 | 3.65ユーロ×2 |
| モンスター | 1.59ユーロ |
| チーズ・チョコ | 3.65ユーロ |
| バーガー | 4.50ユーロ |
| ヴェルサイユ宮殿 | 18ユーロ |
パリでは、観光費よりもSIMや交通費の印象が強かった。
観光地は魅力的だったが、旅の序盤で不安も多く、出費面でも少し落ち着かなかった。
パリからリスボンへの移動日
パリからリスボンへ移動した日の費用。
パリ側
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 空港までの電車 | 10.30ユーロ |
| チーズ・チョコ | 13.64ユーロ |
| 昼飯 | 5.60ユーロ |
リスボン側
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 電車 | 1.50ユーロ |
| 飲み物・お菓子 | 7ユーロ |
| サングリア小 | 3ユーロ |
| ドライフルーツ | 7ユーロ |
| 夜飯 | 5.50ユーロ |
リスボンに着いてからは、食費や交通費がパリより安く感じた。
リスボン前半で使ったお金
リスボンでは、食事や交通一日券、ベレンの塔、洗濯などにお金を使った。
リスボン2日目
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 交通一日券 | 6.40ユーロ |
| ナタ7個 | 8.05ユーロ |
| ベレンの塔 | 6ユーロ |
| スタバ | 1.90ユーロ |
| カクテル | 6ユーロ |
| 昼ごはん | 13.50ユーロ |
| お酒・飲み物 | 5.87ユーロ |
| サングリア | 5ユーロ |
| オリーブ | 1ユーロ |
| 洗濯 | 4ユーロ |
リスボンは、食事の満足度がかなり高かった。
ナタ、サングリア、ポルトガル料理など、安くて印象に残るものが多かった。
シントラ・ロカ岬で使ったお金
リスボンから日帰りで、シントラとロカ岬へ行った。
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| リスボンからシントラ 往復 | 7.50ユーロ |
| シントラからロカ岬 往復 | 8.60ユーロ |
| ペーナ宮殿 | 14ユーロ |
| パン | 2.50ユーロ |
| ラーメン | 6ユーロ |
| ポルトガルワイン | 1ユーロ |
| 最西端証明書 | 12ユーロ |
メモ上では、合計は**51.6ユーロ**ほど。
この日の失敗は、シントラ周遊パスを買わなかったこと。
周遊パスを買っていれば、もっと安く効率よく回れた可能性がある。
ただ、ロカ岬の最西端証明書は買ってよかった。
12ユーロと少し高く感じたが、ユーラシア大陸最西端まで行った記念として満足度は高かった。
コインブラで使ったお金
コインブラでは、移動、食事、金平糖などにお金を使った。
リスボンからコインブラへ移動した日
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| サンタ・アポローニャ駅まで | 1.50ユーロ |
| 朝ごはん | 6.50ユーロ |
| お酒・夜ご飯・お菓子 | 9.38ユーロ |
コインブラ2日目
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 昼飯 | 13.70ユーロ |
| お酒・お菓子 | 10ユーロ |
| 金平糖 | 16ユーロ |
コインブラでは、金平糖が16ユーロとかなり高めだった。
味は日本の金平糖の方がおいしいと感じたが、ポルトガルで金平糖を買うという経験としては面白かった。
ポルトで使ったお金
ポルトは、景色と食事の満足度が高い街だった。
ポルト1日目
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| スーパー | 13.83ユーロ |
| バカリャウ・ワイン | 15ユーロ |
| ワイン | 4ユーロ |
| レロ書店 | 5ユーロ |
| ケーブルカー | 6ユーロ |
メモ上では、合計は**43.83ユーロ**ほど。
レロ書店やケーブルカーにも行ったが、ポルトではポートワインやドウロ川の印象が強かった。
ポルト2日目
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| タコ料理 | 23.50ユーロ |
| お酒・モンスター | 3.65ユーロ |
| ハーゲンダッツ | 4ユーロ |
メモ上では、合計は**31.15ユーロ**ほど。
タコ料理は23.50ユーロと安くはなかったが、この旅で一番美味しかったので、満足度はかなり高かった。
ポルトからスペインへの移動日
ポルトからマドリード、セゴビアへ移動した日の費用。
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| ポートワイン | 20.60ユーロ |
| マック | 6.60ユーロ |
| ロックスター | 1ユーロ |
| 空港まで | 2ユーロ |
メモ上では、合計は**28.2ユーロ**ほど。
ポートワインは、宿で飲んだものが美味しかったため、帰りの免税店でも買っている。
セゴビア・マドリードで使ったお金
セゴビア
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| アルカサル | 3.50ユーロ |
| 大聖堂 | 3ユーロ |
| 朝ビュッフェ | 9ユーロ |
| パン | 4ユーロ |
| 飲み物・酒など | 4.50ユーロ |
セゴビアは、観光費も食費も比較的落ち着いていた。
人が少なく、回りやすく、費用面でも満足度が高かった街。
セゴビアからマドリードへ
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| マドリード市内交通 | 3.10ユーロ |
| スーパー | 42.54ユーロ |
| 教会 | 1ユーロ |
| 友人から受け取ったお金 | -20ユーロ |
この日は、レストランが閉まっていたため、スーパーでの出費が大きくなった。
コロナの影響で外食がしにくくなり、旅の費用の使い方も変わっていった。
バルセロナで使ったお金
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| バルセロナ2日券 | 16.90ユーロ |
| マドリードから空港まで | 4.90ユーロ |
| トイレ | 1ユーロ |
| スーパー | 15ユーロ |
バルセロナでは、サグラダ・ファミリアを外から見ることはできたが、中には入れなかった。
レストランも閉まっており、観光費よりも移動費・スーパー代が中心だった。
リスボン後半で使ったお金
スペインからリスボンへ戻った後は、店が閉まり始めていて、スーパーや自炊が増えた。
マドリードからリスボンへ戻った日
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| マドリード交通費 | 5ユーロ |
| リスボン交通費 | 6ユーロ |
| スタバ | 4ユーロ |
| 昼飯 | 21ユーロ |
| スーパー | 15ユーロ |
| ナタ | 1.60ユーロ |
メモ上では、合計は**52.6ユーロ**ほど。
オービドス日帰り
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| オービドス交通費 | 20ユーロ |
| リスボン交通費 | 3ユーロ |
| スーパー | 6ユーロ |
| 土産ワイン | 19.90ユーロ |
| ライター | 3ユーロ |
| オービドス観光費 | 5ユーロ |
メモ上では、合計は**56.9ユーロ**ほど。
オービドスは良かったが、電車はかなり効率が悪かった。
次に行くなら、バス利用を検討したい。
リスボンで休んだ日
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| スーパー | 16ユーロ |
友人が帰り、自分も疲れていたので、スーパーで買って食べてすぐ寝た日。
リスボン最終日
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| スーパー | 22ユーロ |
| 交通費 | 1.50ユーロ |
メモ上では、合計は**23.5ユーロ**ほど。
最後のリスボンは、来た時に開いていた店も閉まり、人通りもかなり少なくなっていた。
帰国日に使ったお金
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| マック | 10ユーロ |
| お酒 | 15ユーロ |
帰国日は、空港にものすごい人が並んでいて、乗れないかもしれないと思うほどだった。
旅費というより、コロナ初期の混乱の記憶が強い日だった。
高かったもの
この旅で高く感じたものは以下。
1. 航空券・長距離移動
ヨーロッパ周遊では、都市間移動の費用が大きい。
飛行機、電車、バスを使い分けたが、移動が多いほど費用は増える。
2. パリのSIM
Free SIMは19.99ユーロ+10ユーロ。
さらにSIMサイズを間違えたことで、余計に10ユーロ多くかかった。
これは事前確認で防げた出費だった。
3. ヴェリブの保証金
パリのレンタルサイクルでは、保証金300ユーロが一度引かれるような表示があり、かなり不安になった。
実際に最終的な出費ではないとしても、海外で大きな金額が動くのは精神的に怖い。
4. 金平糖
コインブラの金平糖は16ユーロ。
味の満足度だけで考えると高く感じたが、体験としては面白かった。
5. タコ料理
ポルトのタコ料理は23.50ユーロ。
金額だけ見ると高めだが、この旅で一番美味しかったので、満足度はかなり高かった。
安くて満足度が高かったもの
1. リスボンのナタ
ナタ7個で8.05ユーロ。
ポルトガルらしさを感じられて、満足度も高かった。
2. ポルトガルワイン
ポルトガルワインは1ユーロで買った記録もあり、かなり安く感じた。
ポートワインやチェリーワインなど、ポルトガルは飲み物の印象も強い。
3. セゴビアの観光費
アルカサル3.50ユーロ、大聖堂3ユーロ。
見応えがあったわりに、費用はかなり安く感じた。
4. スーパーの食材
旅の後半は、コロナの影響でレストランが閉まり、スーパーを使うことが増えた。
スーパーは食費を抑えられるだけでなく、現地の食材やお菓子を見られる楽しさもあった。
失敗した出費・次回に活かしたいこと
SIMサイズは事前に確認する
パリでFree SIMを買った時、SIMサイズを間違えた。
結果的に10ユーロ多く取られた。
海外でSIMを買うなら、自分のスマホのSIMサイズやeSIM対応状況を事前に確認しておくべきだった。
交通パスは先に調べる
シントラ・ロカ岬では、周遊パスを買えばよかった。
片道切符を買ってしまい、効率が悪くなった。
日帰り観光では、交通パスやバスのルートを事前に調べるだけで、かなり楽になる。
Googleに出ない交通手段もある
セゴビアからマドリードへ戻る時、電車を逃した。
しかし、地元の人に聞いたらバスがあり、しかも電車より安く早かった。
Googleマップだけに頼らず、現地の人に聞くことで良い方法が見つかることもある。
ATMの両替レートに注意する
リスボン最終日に現地ATMでお金を出した時、ATM側の提示レートではなく、カード側のレートを使った方がお得だと知った。
海外ATMでは、どちらのレートを選ぶかで差が出ることがある。
旅費を振り返って
総額244,095円という金額だけ見ると、かなり大きい。
ただ、フランス、ポルトガル、スペインを周遊し、複数都市を移動し、観光地にも入り、食事も楽しんだことを考えると、かなり濃い旅だった。
特にポルトガルは、食べ物の満足度が高く、人も優しく、物価も比較的安く感じた。
一方で、パリや長距離移動、SIMの失敗、観光費などは出費が増えやすかった。
旅費を抑えるなら、移動回数を減らし、ポルトガルのように物価が比較的安く感じる国に長く滞在するのが良さそうだと思った。
まとめ
2020年3月のヨーロッパ周遊で使った総額は、メモ上では**244,095円**だった。
内訳は、クレジットカード67,675円、デビットカード81,402円、現金50,000円、父さん飛行機代45,018円。
旅費の中で印象に残っているのは、以下のようなもの。
- パリのFree SIMでSIMサイズを間違えた出費
- ヴェリブの保証金300ユーロに焦ったこと
- ロカ岬の最西端証明書12ユーロ
- コインブラの金平糖16ユーロ
- ポルトのタコ料理23.50ユーロ
- セゴビアの安くて満足度の高い観光費
- コロナの影響でスーパー利用が増えたこと
この旅は、コロナ直前・コロナ初期という特殊な時期の旅行だった。
そのため、現在の旅費とは比べにくい部分もある。
それでも、当時のリアルな費用記録として残しておく価値はあると思う。



