2020-03-10

セゴビア旅行記|水道橋と城を見に行ったスペインの街

セゴビア旅行記|水道橋と城を見に行ったスペインの街

> 2020年3月、ポルトからマドリードを経由してセゴビアへ向かった。 >

> スペインに入る頃にはコロナの影響が少しずつ強くなっていたけど、セゴビアは人が少なく、落ち着いて歩ける街だった。 >

> アルカサルや大聖堂も良かったが、それ以上に「ここなら気を張らずに歩ける」と思えたことが印象に残っている。 >

ポルトでは、ドウロ川沿いの景色やタコ料理にかなり満足していた。

ただ、スペインに入る頃には、旅全体の空気が少しずつ変わり始めていた。

コロナの影響が強くなりそうな気配があり、これまでのようにただ観光を楽しむだけではなくなってきていた。

その中で、セゴビアはとても印象が良かった街だった。

人が少なく、観光地も回りやすく、アルカサルや大聖堂も見応えがあった。

パリやポルトで少し怖い思いもしていたので、落ち着いて歩けるセゴビアの雰囲気はかなりありがたかった。

この記事では、ポルトからマドリードを経由してセゴビアへ向かった移動、AVEで焦った話、アルカサルと大聖堂、そして電車を逃した後にバスで助かった話をまとめる。

記事の流れ

セゴビアで見たアルカサルや街並みの写真
人が少なくて歩きやすかったセゴビア

ポルトからマドリードへ

移動日|好きだったポルトを早朝に出て、スペインへ向かった

セゴビアへ向かう前に、まずポルトからマドリードへ移動した。

ポルトを出る朝はかなり早かった。

朝5時に外へ出ると、外は真っ暗で、人がほとんどいなかった。

その中を歩いていると、ホームレスの人が朝ごはんを要求しながら近寄ってきた。

この旅の中で一番怖かった出来事として、日記にも残している。

ポルト自体はとても好きな街だった。

でも、早朝の人気のない時間帯に外を歩くのはかなり不安だった。

昼間のポルトは、ドウロ川沿いでゆっくり過ごしたくなるくらい好きだった。

ただ、時間帯が変わるだけで、街の印象はかなり変わる。

海外では、好きな街でも油断しすぎない方がいいと感じた。

マドリードからセゴビアへ

スペインの高速鉄道|ホームが直前まで分からず、指定席なのに焦った

マドリードからセゴビアに行く電車は、AVEというスペインの高速鉄道だった。

驚いたのは、電車が来る直前までホームが分からなかったこと。

実際にホームが分かったのは、電車が到着する3分前だった。

指定席の電車だったので、かなり焦った。

日本の駅のように、かなり前からホームが分かると思っていた。

でも、ヨーロッパの駅では、電光掲示板を見ながら直前まで待つ必要がある。

「これ本当に間に合うのか」と思いながら、人の流れについていく感じだった。

旅先では、こういう小さな違いがけっこう疲れる。

慣れている人からすれば普通なのかもしれないが、初めての自分にはかなり心臓に悪かった。

セゴビアの落ち着いた街並み

到着後|駅から街まで歩きながら、スペインの広さを感じた

セゴビアまでの車窓から見える景色は、かなり何もない草原のような景色だった。

都市部から離れていくと、スペインの広さを感じる。

セゴビア駅に着くと、観光スポットが集まる地区までは約2キロ離れていた。

駅を出てすぐ観光地というわけではなく、そこから歩いて街へ向かった。

この時点で「かなり田舎に来たな」と感じた。

ただ、その田舎っぽさがセゴビアの良さでもあった。

セゴビアに着いてまず良かったのは、人が少ないことだった。

パリのように人が多いわけでもなく、リスボンやポルトのように観光客でにぎわっている感じでもない。

人が少ないので、気が楽に回ることができた。

さらに、ホームレスの人が本当にどこにもいなかったのも印象的だった。

ここまでの旅では、パリやポルトで少し怖い思いもしていた。

だからこそ、セゴビアの落ち着いた雰囲気はかなりありがたかった。

### 朝ビュッフェが貸し切り状態だった

セゴビアでは、朝にビュッフェを食べた。

人が少なかったこともあり、ビュッフェは自分一人で貸し切りのような状態だった。

旅先で朝ごはんをゆっくり食べられる時間はありがたい。

この頃は移動続きで疲れも溜まっていたので、人の少ない場所で食事ができるだけでもかなり落ち着いた。

観光地で人混みに疲れることも多かったので、この静かな朝食の時間は妙に覚えている。

アルカサルと大聖堂

セゴビア観光|期待以上に良かった城と大聖堂

セゴビアでは、アルカサルと大聖堂を見に行った。

白雪姫の城のモデルとも言われるアルカサルは、工事をしていたのが少し残念だった。

それでも、実際に見てみると期待よりかなり良かった。

これまでいろいろな大聖堂や城を見てきたが、セゴビアの城や大聖堂はかなり見応えがあった。

派手さだけではなく、しっかりとした重厚感がある。

「ここまで来てよかった」と思える場所だった。

一度ホテルに戻った後、あることに気づいた。

セゴビアに来ると決めたきっかけになった、城の写真の場所にまだ行っていなかった。

少し遠かったが、せっかくなので歩いてその場所まで行くことにした。

行ってみると、自分以外にはほとんど誰もいなかった。

たまにランニングしている人が通るくらいで、とても静かだった。

観光客で混んでいる場所より、こういう誰もいない場所でいい景色を見られる方が、個人的にはかなり好きだ。

セゴビアの中でも、この場所はかなり良いスポットだった。

### セゴビアでかかった費用

内容金額
アルカサル3.50ユーロ
大聖堂3ユーロ
朝ビュッフェ9ユーロ
パン4ユーロ
飲み物・酒など4.50ユーロ

観光費も食費も、かなり高すぎるという印象はなかった。

人が少なく、費用も落ち着いていて、セゴビアはかなり回りやすい街だった。

電車を逃してバスで助かった

マドリードへ戻る日|失敗したと思ったら、結果的に正解だった

セゴビアからマドリードへ戻る日、また少し失敗した。

電車に乗るために2キロ歩いて駅まで行ったが、着いた時にはちょうど電車が出発していた。

しかも土曜日だったため、次の電車は2時間後。

かなり困った。

ここで「Googleに載っていないだけで、マドリード行きのバスがあるのでは」と思った。

それで、セゴビアの人に聞いて回った。

すると、バスがあることが分かった。

バス停まで1.5キロほど戻る必要はあったが、行ってみると、なんと行きの電車の半額以下で乗ることができた。

しかも、バスの方が一本で行けて、早かった。

最初は「やらかした」と思った。

でも結果的には、電車よりバスの方がよかった。

この旅では、失敗したと思った出来事が、結果的にいい方向へ進むことが何度かあった。

このセゴビアからマドリードへの移動も、そのひとつだった。

セゴビアで感じたこと

スペインの中で一番良かったのは、個人的にはセゴビアだった。

人が少なく、街が落ち着いていて、アルカサルや大聖堂も良かった。

マドリードやバルセロナのような大都市とは違い、ゆっくり歩いて回れるのが魅力だった。

パリでは気を張り、ポルトでは好きな街ながら早朝に怖い思いもした。

その後に来たセゴビアは、かなり安心して歩ける場所だった。

もちろん、派手な街ではない。

でも、自分にはその落ち着きがかなり合っていた。

もし次にスペインへ行くなら、セゴビアのような少し落ち着いた街をもっと回ってみたい。

次の記事へ

次は、マドリードとバルセロナへ向かう。

マドリードでは友人と合流できたが、街ではコロナの影響がかなり強くなっていて、レストランがほとんど閉まっていた。

バルセロナではサグラダ・ファミリアを外から見ることはできたが、中には入れなかった。

スペイン編では、観光というより「街が閉まり始めていた空気」の方が強く残っている。

Series

この旅ログシリーズの記事一覧

  1. #01パリからポルトガル・スペインへ|2020年春のヨーロッパ旅ログまとめ
  2. #02パリ旅行記|ヨーロッパ旅の始まりに歩いた街
  3. #03リスボン旅行記|坂道と路面電車の街を歩いた日
  4. #04シントラ・ロカ岬日帰り旅行記|リスボンから行った端っこの景色
  5. #05コインブラ旅行記|大学の街で過ごしたポルトガルの一日
  6. #06ポルト旅行記|川沿いと坂道が印象に残った街
  7. #07セゴビア旅行記|水道橋と城を見に行ったスペインの街
  8. #08マドリード旅行記|コロナで閉まり始めたスペインの街
  9. #09バルセロナ旅行記|サグラダ・ファミリアは見られたけど、中には入れなかった
  10. #10オビドス日帰り旅行記|城壁の街を歩いたポルトガル旅
  11. #11リスボン帰国記|コロナ初期に日本へ帰った日
  12. #12ポルトガル食べ物ログ|旅中に食べたものまとめ
  13. #13スペインで食べたものまとめ|コロナでレストランが閉まり、スーパー中心になった旅の食事記録
  14. #142020年3月ヨーロッパ周遊の旅費まとめ|パリ・ポルトガル・スペインで使ったお金
  15. #01リスボン帰国記と旅費まとめ|コロナ初期に日本へ帰った日と、総額244,095円の記録
  16. #01マドリード・バルセロナ旅行記|サグラダ・ファミリアと、コロナで閉まり始めたスペインの街

Related